ひきこもりと殺傷事件

5月28日に神奈川県川崎市で起きた事件ですけど・・・

本当に悲惨。

殺された人、残された人、苦しみや悲しみは如何ばかりかと・・・

 

事件を起こした51歳男性。

ひきこもりだったとか、ひきこもり傾向だったとか報道されていますね。

大前提として、この犯人が悪いのは当たり前なんですけど

ひきこもり=犯罪者予備軍みたいに扱われるのには違和感があります。

ひきこもりの治療を行っている医師として言いたいことがあるんです。

 

はやく精神科にかかりなさい。

 

家から出られないなら、医者に来てもらいなさい。

 

本人の性格や人格を云々する前に、

病気でないか診てもらいなさいって、ホント。

統合失調症・うつ病・人格障害・発達障害・・・

いろんな病気の結果として、

いろんな病気の症状として、

ひきこもっていることがあるんです。

 

病気なら治療できるから。

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コメント: 2
  • #1

    大谷 ゆか (金曜日, 28 6月 2019 17:41)

    先生の言われる通りです!ですが精神的におかしい。と家族内で分かっていても、周りの目を気にしたり、認めたくない親や親族がまだまだ多いと強く感じます。
    最近、電話等で悩み相談を受けるようになり、もっと早く専門機関で治療等、行っていればここまで苦しむ事は無かったんじゃ無いかと思える方と接触する機会があり、やるせない思いがしました。

  • #2

    院長 (日曜日, 30 6月 2019 16:31)

    まだまだ偏見はありますからねぇ
    もっと受診のハードルが低くなればと思います。